作業興奮の意味に関して解説しています。やる気が出ない時、ダルい時、集中できない時など、なかなか自分が行動できない状況ってあると思いますが、そんな時は作業興奮を使って自分を乗せて、集中している状況を作りましょう!作業興奮とは何かを知るとことで、行動しやすくなると思います。ついつい後回し、面倒臭い、やっぱり辞めよ。飽きた飽きた、、ネガティブな気持ちを挙げるとキリがないですが、作業興奮を覚えて、重たい手と根っこの生えたお尻とおさらばしましょう!!!!!(笑)
タイトルに【人生変わる】と書きましたが、もし「やる気はあるけど動けへんねん…」「作業興奮って何?」なんて身持ちなら、人生変わる大チャンスですよ、
目次です→
【最初に】この記事のキーワード
この記事のキーワードは、まず「行動力」と「やる気」
「行動と感情」=モチベーション的な話です。
そして、「行動心理学」や「脳科学」
それらを知って、「自分を乗せるコツ」「人生変えよう」
そんな感じの話です。
俺は私はプロ意識が高いから、「モチベーション」とか「やる気」という言葉すら存在しない!
モチベーションなんて言葉を使ってる時点でダメだ、的な方は面白くない内容かもしれません。
逆に、やる気はあるつもりなのに、なかなか体が動けなくて、、
手が重たかったり、お尻に根っこが生えやすい方には面白い内容かと思います!!!
▼この記事のキーワード
作業興奮、行動力、やる気、モチベーション、行動心理学、脳科学、ドーパミン、自分を乗せるコツ、人生を変える
作業興奮とは
まず作業興奮とは、「やる気スイッチが入っている状態」のことを指します。
やる気スイッチは、脳内で、やる気ホルモンが分泌されるとスイッチオンになります。
やる気ホルモンを分泌させるためには、作業に取りかかることです。(行動すること)
はーーーーー?????!
ですよね、(笑)
だから、やる気が出ないから行動できない。
はーー??!の意味は、これですよね?
それが、「逆」って話なんです。
やる気がないから行動できない。ではなく、行動すればやる気が起きる。
子供だましでも、オカルトでもないですよ、(笑)
大真面目な話で、「行動心理学」「脳科学」の世界では当たり前の話なんだそうです。
どんなにおもしろくない作業でも続けているうちに、集中力が湧いてきます。
何らかの行動を起こしていることで、やる気ホルモンが分泌されやすくなるからです。
嫌々でもまずは手を動かしてみる、面倒でもとりあえずやってみるという事が、実はやる気を出す1番のコツということです。
言葉を変えると、脳みそを騙しているようなイメージです。
やる気がないままでOKなので取りかかってしまって、脳を刺激してしまいましょう
そもそも、やる気って脳が作ってるんですから、(笑)
だから、最初の1歩をいかに軽くするかは大事です。
作業興奮のことを分かっていても、その最初の1歩すら動けない。
こんな人はもうお手上げ状態ですが(笑)、初動を軽くするコツも書きます!
まずは流れとメカニズムを説明します。
子供だましでも、オカルトでもない、大真面目ってことを先ず知って頂きたいですので、(笑)
脳を刺激してやる気を出す!!!!!
作業興奮のメカニズム
作業興奮のメカニズム、この原理は脳科学の理論に基づいています。
やる気は脳内でつくられます。
脳内と言ってもいろいろな部分があるそうなのですが、やる気に関係している脳の部位に側坐核(そくざかく)というものがあります。
この側坐核(そくざかく)を働かせる必要があります。
側坐核は心でいくら強く思っても動き出しません、側坐核を働くようにするには側坐核を動かすスイッチがあります。
そのスイッチが、「手を動かすこと」=「とりあえず取りかかる」ことです。
脳科学の世界では、手は脳の出先器官と言われているそうです。
(舌もそう言われてたっけ?舌は不確かです、)
そして、側坐核が刺激されると、脳内でドーパミンが分泌されます。
脳科学ではドーパミンがやる気成分です。やる気の素です。(別名で快楽ホルモンや興奮ホルモンとも言われています。)
ドーパミンという言葉は聞いたことがありませんか?
ドーパミンが分泌してしまえば、やる気どころか、もう集中している状態です。
逆に言うと、何もしなければ、手足も動かさなければ、やる気は出ないままです。
やる気がないから動けない、ではなく、まず手を動かして(取りかかって)やる気を出す。
これは気合根性の話ではなく、科学的な脳のメカニズム
側坐核(そくざかく)
さきほど挙げた「やる気」を生み出す脳の場所のことです。
脳内での側坐核の場所は脳のほぼ真ん中に左右ひとつずつあります。
小さな脳部位だそうで、ここの神経細胞が活動すればやる気が出るのです。
▼wikipediaより
側坐核(そくざかく、英: Nucleus accumbens, NAcc)は、前脳に存在する神経細胞の集団である。
側坐核は両側の大脳半球に一つずつ存在する。尾状核頭と被殻前部が、透明中隔の外側で接する場所に位置する。側坐核は嗅結節などとともに腹側線条体の一部である。
作業興奮の流れ
▼作業興奮と自分を乗せるコツ
- まずは取りかかる
- 一定時間を設定して、その時間だけ集中する
- その作業時間を延ばしていく
▼もう少し詳しく説明すると
多くの場合、こんなプロセスで作業興奮は起こると説明されています。
- 手足や頭を使うと脳の側坐核(ソクザカク)という部分が刺激される
- 側坐核は刺激されると、やる気物質のドーパミンを脳内で分泌する
- ドーパミンが脳内で分泌されることで、やる気が湧いてくる
- やる気が出るので作業がはかどる
作業興奮の効果
効果は集中と作業がはかどることです。
作業がはかどれば得られる効果は無限大です!!!
作業興奮を見付けた人
作業興奮を見付けた人は、ドイツの医学者、精神科医のエミール・クレペリンという方です。
何かをする際、乗り気じゃなくても作業を始めると少しづつ気分が盛り上がり、やる気が出てくることを見出して、その過程と状況を作業興奮と唱えた方です。
「作業興奮」という考え方です。
エミール・クレペリン氏は、「人間がやる気と集中力を出すには、感情よりも行動が先」と結論づけました。
作業興奮を更にコントロールする方法
作業興奮発動の最低条件、よりベターな状況、コツなど説明します。
作業興奮の発動条件
まずは動く(とりあえず取りかかる)という話でしたが、発動の条件があります。
それは、睡眠がよく取れている状態で、脳神経が十分に休んでいることです。
睡眠不足では作業興奮が起きない?
睡眠不足の状態では、そもそもエネルギーが不足している状態なのです!
より作業興奮がおきやすい状態(よりベター)
適度な運動で、脳に刺激が与えられていることです。
これは絶対の条件という程度では無いのですが、側坐核を効率よく刺激するために、軽めのジョギングだったり、ガムを噛むことが良いと言われています。
特に即効性があるのはガムを噛むことだそうです。(学術研究もあるそうです)
作業興奮状態へのコツ
そもそも最初の1歩を更に動きやすくすることです。
まず作業に取りかかること自体のコツです。
「最初からたくさんやろうとしない」という方法があります。
そうすれば、最初の作業までのハードルが低いので取りかかりやすくなります。
- 簡単な作業をまず取りかかってみる
- 少しの時間だけ設定して、まず取りかかってみる
などでしょうか。初動を軽く取りかかっちゃいましょう!
それと、私がしていることは作業興奮を知り楽しむことです。(笑)
作業興奮って言葉が好きなのもありますが、「意識的にイヤイヤでもやって、やる気を出す」ってカッコイイじゃないですか。
「モチベーションをつくらない」(以前に聞いたことも言われたこともありました。)より「イヤでも取りかかって脳内でやる気ホルモンを出してもらう」
こっちの方が人間らしくて好きです、そうやって自分を動かすのカッコよくないですか?(笑)
やる気を出す方法は、どんな心の感情よりも、どんな大きな目標、どんな大きな収穫よりも、行動に移すことです。
作業興奮が起きにくい、そもそもの作業
これは体験的に感じたこともあるのですが、あらゆる行動で作業興奮が起こるかと言えばそんなことはないと思います。
作業興奮を信じて取りかかり始めたけど、やる気ホルモンまだ?全然気分が乗らないこともあります。
それに、創作的な作業や思考を要する作業は、そもそも手が止まりますので、まずは簡単な作業から始めるといいかもしれません。
考え事に取りかかることも大事ですが、「手を動かす」ことが最も近道です。
作業興奮のおまけ
作業興奮で、更に嬉しい副次的効果もあります。
脳内の側坐核から出るホルモンが多いと、鎮痛効果もあり、痛みが薄れるそうです。集中している時は痛みなど一時的に忘れているような感覚のイメージです。
偏頭痛や腰痛などを感じやすくなるのはストレスを感じている時が1番多いそうです。
ストレスを強く感じれば、やる気ホルモンも出ず、なおさら動かないと言うサイクルになってしまいます。
ですので、そういう時こそ、嫌でもダルくても、ちょっと頭が痛くても、まずは手を動かし、側坐核からやる気ホルモンやその鎮痛効果を出し、良いスパイラルを作りましょう!
結局は人間動いて行動しないとどんなに小さな目標も果たせません。
目標を果たせないと自己嫌悪にもなるという悪循環に陥ってしまいます。
無駄に目標を高くして自信をなくす必要はありません。ハイリスクハイリターンかもしれませんが、(笑)
よほどストイックな人でない限り、なかなか安定してパフォーマンスを出せないものです。
なので、ここまで書いたような脳の作用を知った上でなら、自分をコントロールしやすくなるはずです。
作業興奮まとめ
作業興奮とは、作業を始めてみるとだんだん気分が盛り上がってきて、やる気が出てくること。
脳の一部である「側坐核(そくざかく)」という部分が関与していて、実際の行動で刺激されると側坐核は活発になる。
活発になるとやる気スイッチが入ったも同然、作業を集中して続けることが出来ます。
【最後に】作業興奮をコントロールして人生変えましょう
長文お疲れ様でした。
作業興奮状態で書いていました(笑)
やる気は気持ちの問題
気持ちは心の問題
だから強い気持ちを持って、やる気を引き起こさないと!!!!
って思ってませんでしたか?私はそう思ってました。
やる気スイッチは心の気持ちではなく、動く事(手や足や舌?)だったんです。
この記事も作業興奮で書いていますよ。
イヤイヤ始めて書いた???
伝えたいと思って前向きな気持ちでは書きましたが、今もう深夜3時です。(マジ)
ちょっと眠いし、あまり今日書く気ではなかったんです。
でもイヤイヤ始めて、ノリノリで書きました!
だって稼ぎたいからブログ運営してるんです。(笑)
こんな不純な動機の私でもやってますから、「作業興奮」あなたにも使えるハズです!!!!!
最後になんですが、この「作業興奮」という言葉、見付けた人で書いた、ドイツの医学者、精神科医のエミール・クレペリン氏が唱えた後、これが正式な言葉になったのか、造語のままなのか、という話題も見付けました。
でも、論文学者ではないので、そんな事はどうでもいいです。
作業興奮は手段、私は実際使えてる気がします。結構、気分屋なので、(笑)
造語でも思い込みの力でも、作業興奮使って、イヤイヤ気分から今日も作業が捗った!!!
作業興奮を知ってから取り組みやすくなった!!!
その結果があれば十分!!!
作業興奮を知り、自分のやる気と行動をコントロール
やる気がない無意味な時間を減らして、人生変えませんか?!
知的体育会系アート脳の変化人(@satoimocoin)です!