ビットフライヤーの次世代ブロックチェーン「miyabi」の特徴
miyabiとは取引所ビットフライヤーを運営する株式会社bitFlyerが独自開発している次世代のプライベートブロックチェーン技術・システムの名称です。
2016年12月に発表された段階で既に製品と呼べる段階にあるとされており、miyabiが国内の3大メガバンク(みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行、三菱UFJフィナンシャル・グループ)とデロイトトーマツグループによる実証実験で使用されていたことも発表されていました。
「miyabi」とは
miyabiとは取引所ビットフライヤーを運営する株式会社bitFlyerが独自開発している次世代のプライベートブロックチェーン技術・システムの名称です。
2016年12月に発表された段階で既に製品と呼べる段階にあるとされており、miyabiが国内の3大メガバンク(みずほフィナンシャルグループ、三井住友銀行、三菱UFJフィナンシャル・グループ)とデロイトトーマツグループによる実証実験で使用されていたことも発表されていました。
miyabiの特徴
「miyabi」の特徴として、下記3つを主な特徴として発表されました。(2016年12月時点)
- ビットフライヤーが独自で研究開発を行なったコンセンサスアルゴリズム「BFK2」
- ネイティブで通貨の「型」を作ることでスマートコントラクトの安全実行を担保する実行機構「理」(ことわり)
- ファイナリティを担保したまま毎秒1,500トランザクションを処理する性能
「miyabi」の特徴(2018年2月時点)
- 改竄不可能性(Immutability)→ 非常に高いセキュリティー
- ファイナリティー(Finality)→ データが必ず確定するファイナリティーが確保(一度書込まれたデータがなくなることや覆ることがない)
- ビザンチン耐性(BFT)
- 単一障害点(Single Point of Failure)→ 権限設定は秘密鍵で行うことで、単一障害点・単一信頼点を排除
- スマートコントラクト→ 堅牢かつ高速なスマートコントラクトは、タイムスタンプ付きでの契約書も改竄不可能
- 災害対策(高可用性)→ 災害に対しても高度な可用性を提供
- パフォーマンス(スループット)→ 秒間 2,000 トランザクション(上位ハードウェアにより最大秒間 4,000 トランザクション)
- 遅延(レイテンシ)→ 遅延は 1 から 4 秒と、他のブロックチェーン製品に比べて短い遅延を実現
最新情報としては、以下の発表がされています。(2018年2月21日時点)
世界最速(bitFlyer調べ)・秒間 2,000 件のトランザクションを実現、独自のコンセンサスアルゴリズム、
堅牢かつ高速なスマートコントラクト実行エンジンにより究極の性能を備えた bitFlyer のオリジナル・ブロックチェーン「miyabi」が歴史の新たな一歩を踏み出しました。~一部省略~
「miyabi」は、ブロックチェーンの特長である堅牢性を持ちながら、取引の確定や処理速度などに関連する課題を解決した世界最速のブロックチェーンです。プライベート・ブロックチェーン「miyabi」でエンタープライズ向けシステムを構築することが、ユーザーに多数のメリットをもたらします。
引用-次世代のブロックチェーン型データベースmiyabi公式
「miyabi」の紹介動画
bitFlyer(ビットフライヤー)の公式チャンネルでmiyabiが動画で紹介されています。
株式会社bitFlyerの概要
会社名 | 株式会社bitFlyer |
---|---|
設立 | 2014 年 1 月 9 日 |
事業内容 | 仮想通貨交換業及びブロックチェーン開発・サービス事業 |
資本金 | 41 億 238 万円(資本準備金含) |
代表取締役 | 加納裕三 |
取締役 CTO | 小宮山峰史 |
本社所在地 | 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー 8F |
登録 | 仮想通貨交換業者登録(登録番号 関東財務局長 第00003号) |
主要取引銀行 | 三井住友銀行 |
会計監査人 | 新日本有限責任監査法人 |
株主 | 加納裕三、小宮山峰史、国内・海外ベンチャーキャピタル、国内事業会社 |
今後も株式会社bitFlyerの開発する次世代のプライベートブロックチェーン「miyabi」に注目が集まります。
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