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ライトコイン(Litecoin)の半減期はいつ?将来性と高騰理由【LTC】
ライトコイン(Litecoin)とは?アルトコインの先駆け?
仮想通貨ライトコイン(Litecoin)【LTC】は、2011年10月に取引開始された仮想通貨です。
2011年10月にソースコードの共有サービスである「Github」上で、元Googleの社員であったCharles Lee(チャーリー・リー)という方によって公開された仮想通貨になります。
ビットコインが2009年に公開されており、その約2年後ですので比較的古いアルトコインのため「アルトコインの先駆け」とも言われています。
ライトコイン(Litecoin)は、ビットコイン(Bitcoin)のプログラムコードに基づいて作られています。
上限発行量で8,400万LTCです。
ビットコインが「金」ならライトコインは「銀」と言われることもあり、ビットコインの機能はそのままで、ビットコインの欠点を補って公開されたというイメージの仮想通貨です。
ビットコインの兄弟、ビットコインのセカンドレイヤーとも言われています。
ライトコイン(Litecoin)の市場規模・価値
仮想通貨の時価総額ランキングでは現在6位で、 約8,449億円の市場価値となっています、、
(現在2017年12月10日)
仮想通貨の時価総額で常に上位にランクインしています。
ビットコインと仕組みは同じ?違いは?
基本的な仕組みはビットコイン(Bitcoin)と同じになっていますが、ビットコインよりも取引速度に優れていることで公開当初から注目されています。
ビットコインの取引速度(承認時間)は約10分ですが、ライトコイン(Litecoin)は取引速度(承認時間)は約2分半で、ビットコインと比べると「約4分の1」になります。
取引速度(承認時間)に優れていることで、ダブルスペント(二重払い)を防止しやすいなどのセキュリティ面の利点にもなります。
※その一方で、承認時間(ブロック生成時間)が短いことで、改ざんなどに対するセキュリティレベルが低くなるという恐れや、ブロックチェーンのデータがサイズがより大きくなってしまうという仕組み上のデメリットとのバランスが懸念されています。
ビットコインに合わせて設計されている?
発行上限の8,400万LCTは、ビットコインの発行上限2,100万BTCの「4倍」です。
これはビットコインのインフレ率に合わせるための数値設計がされています。
ビットコイン(Bitcoin)では、約10分ごとにマイニングの報酬として新たなビットコインが生成されますが、ライトコイン(Litecoin)はその4分の1の約2分半ごとに新たなライトコインが生成されます。
ライトコインは、マイニング報酬額の設定がビットコインと同じです。
その為、ビットコインより取引速度(承認時間)=新しいコインの生成が4倍速のため、上限発行枚数も4倍と設計されています。
セグウィットとは?ビットコインより優れた?
ライトコイン(Litecoin)は2017年4月に、セグウィット(SegWit、Segregated Witness)という技術を適用しました。
セグウィット(Segwit)とは、仮想通貨の取引処理能力を向上させるための改善案で、ビットコインにも2017年9月に適用されています。
ライトニングネットワーク
2017年9月に、ライトコインのテストネット上で「ライトニング・ネットワーク」と呼ばれる技術を利用した送金に成功したと発表しました。
ライトニングネットワークとは、少額支払いを可能にし、手数料を削減し、ビットコインのスケーラビリティ問題を解決するための技術となっています。
ビットコインの仕組み上では1回のブロックの生成時間が約10分かかってしまうため少額支払いには不向きで、かつ仮想通貨の中で手数料が高いため、実用性がないという批判的な意見もあります。
そこでそれを補うことが出来るのが、ライトニングネットワークです。
ライトニングネットワークの特徴
ミリ秒単位で何千のトランザクションが可能
採掘コストは、チャネル作成時と、チャネルクローズ時のみ
1satoshi単位(0.0001円)といった、超少額支払いが可能
支払いチャネルのネットワーク化と呼ばれ、多段階の支払いができるようになります。
※ライトニングネットワーク(LN)とアトミックスワップ(AS)はモナコインも技術開発を行っています。
アトミックスワップ
アトミックスワップでは相手を信用する必要なく(トラストレス)、種類の異なる仮想通貨同士の交換を行うことができるようになります。
例えばですが、イーサリアムでライトコインを購入したい場合、
イーサリアムを一旦ビットコインか日本円にして、その後ライトコインを購入という流れになります。
アトミックスワップとは、イーサリアムで直接ライトコインを購入することが可能になります。
相手が誰であろうが、安全にコイン同士の交換が可能することができるようになり、取引所を通さず、安全に種類の異なるコインの交換ができるようになります。
ライトコイン(Litecoin)の半減期
1回目の半減期は2015年8月に半減期を迎えています。
次の半減期は、1回目の半減期の約4年後で、2019年8月(18日)と予測されています。
※半減期はブロック生成時間から計算できますので、ライトコインのブロック生成の状況を見れば予測することが可能となっています。
ライトコイン(Litecoin)の将来性
ライトコイン(Litecoin)は、アルトコインの中でも初期に作られ、ビットコインの欠点を補い、ビットコインに合わせて設計されていることから、今でも多くの保有者がいます。
そのため時価総額ランキングでも上位にいることが多いですが、今では取引速度がライトコイン(Litecoin)より速い仮想通貨も多く登場していますので、送金時間の短さという優位性は低くなっていますが、ライトコインの将来性と実用性は送金時間だけではありません。
ビットコインの兄弟、ビットコインが金ならライトコインは銀などと言われているため、ビットコインの模造品のようなイメージとして捉えられており、ビットコインがこのまま普及すれば、ライトコインは必要がないような存在だとも思われていますが、ビットコインが普及することでライトコインの存在意義が生まれてくる側面を持っています。
ライトコイン(Litecoin)の存在意義
ビットコインの発行が2,100万枚に達した時(世界的に普及しているとして)、その価値(時価総額)は、2,000憶円程になるとされ、それが実現した場合1ビットコイン(BTC)の価格は約1,000万円になると予想されています。
そうなるとビットコインの最小単位である1satoshiは1円以上になってしまいますので、ビットコインは少額決済(マイクロペイメント)に使えなくなってしまうと言われています。(手数料と決済処理時間も)
そうなった場合に、少額決済(マイクロペイメント)に使われると期待されているのがライトコインになります。
ライトコイン(Litecoin)はビットコインに代わって世界の基軸仮想通貨になろうとしている訳ではなく、ビットコインをサポートする仮想通貨として開発されています。
ライトコインとビットコインで協力して世界取引のニーズを解決していこうというのが、ライトコイン開発者のCharles Lee(チャーリー・リー)氏の目指しているものです。
ビットコインの兄弟、ビットコインが金ならライトコインは銀と呼ばれるのは、準製品やビットコインのコピーコイン的なものではなく、「ビットコインと共に必要な存在」だと言われているいう事になります。
仮想通貨ライトコイン(Litecoin)に今後も注目が集まります!!!
ライトコイン(Litecoin)が購入できる取引所・販売所
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知的体育会系アート脳の変化人(@satoimocoin)です!