■LISKとは
Lisk(リスク)は、略号がLSKの仮想通貨です。2016年5月に公開されました。
Liskは、仮想通貨自体の名称ではなく、分散型アプリケーションのプラットフォームのことを指します。
プラットフォーム名がLisk、プラットフォーム内の通貨名がLSKです。
2016年2月から3月にかけてICOを行い、14,000BTC以上を調達しています。
リスクと聞くと少しビビってしまいますが、英語で危険を意味するrisk(リスク)とは関係ありません。
LISKとは、Lisk(リスク)と呼ばれる分散型アプリケーションプラットフォームプラット内で使用される仮想通貨です。
サイドチェーンの使用や、開発に参入しやすいJavascriptを言語を採用するなど、革新的な仮想通貨ということで注目を集めています。
Liskは、ユーザーがブロックチェーンにスマートコントラクトコードを書くのではなく、それぞれのDApps(分散型アプリケーションの略)でブロックチェーンを立ち上げ、そこにコードを書き込むという仕組みになっています。
DAppsで立ち上げたブロックチェーンの承認システムは開発者が自由にカスタマイズできるという特徴があり、承認システムであるプルーフ・オブ・ワーク(proof of work/PoW)や、その代替となるプルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake/PoS)への変更もできます。
同じDAppsを用いたシステムにEthereum(イーサリアム)がありますが、使用する言語やサイドキックの使用はLiskならではの特徴であり、エンドユーザーへのサービス充実が注目されています。
よくイーサリアムと比較されていて、イーサリアムからフォーク(分岐)したように思われるのですが、イーサリアムがベースになっているわけではありません。
LiskのコードはCryptiプロジェクトのOliverのコードがベースとなっています。
LSKの発行枚数に上限はないというのも特徴的で、毎年コインが新たに発行されていきます。
■Liskとほかの仮想通貨が大きく違う点
●言語にJavaScriptを使用
Liskではスマートコントラクト(契約情報)の記述言語に、web技術でメジャーな「Javascript」を採用しています。
コアな部分からDAppsまで一貫してJavascriptを採用することで、webエンジニアにとっては開発に参入しやすいのが大きな特徴です。
●サイドチェーンを主に使用
Liskはアプリケーションの基盤にサイドチェーンを使用しています。
サイドチェーンとは、複数のブロックチェーンの間で仮想通貨のやり取りを行い、様々な機能を実装しようとする技術・プロジェクトのこと。
●承認システムのカスタマイズが可能
Liskは、ユーザーがメインのブロックチェーンにスマートコントラクトコードを書くのではなく、それぞれのDAppsでブロックチェーンを立ち上げ、そこにコードを書き込みます。
開発者が自由にカスタマイズできます。
分散型アプリケーションプラットフォームは、すでにEthereum(イーサリアム)が先行しています。
後発となるLiskは、サイドチェーンによる承認スピードの早さはもちろん、
より多くの人が利用できるよう、承認システムのカスタマイズや人気の言語を使用するなどの工夫がされています。
エンドユーザーへのサービスが充実していれば、新規ユーザーの獲得にもつながります。
Liskは仮想通貨業界がより活性化されるためのトリガーになるかもしれないとも言われています。
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知的体育会系アート脳の変化人(@satoimocoin)です!