女優の樹木希林さんの言葉とメッセージです。樹木希林さんは、2018年9月15日に亡くなられました。亡くなられる50日前にテレビの視聴者へ向けたメッセージを残されています。私はネットで知りましたが、心に残る言葉や名言、メッセージ性が強かったですので、書いておきたいと思います。
メッセージ最後の、「頑張らないで、でも、へこたれないで」という言葉が印象的でした、、。
女優の樹木希林さん
- 樹木希林さん(キキキリン)
- 1943年(昭和18年)1月15日生まれ
- 2018年(平成30年)9月15日(享年75歳没)
- 夫はロック歌手の内田裕也
- 娘は内田也哉子(エッセイストで本木雅弘夫人)
数多くの映画やテレビドラマのみならず、バラエティー番組などにも出演し人々から親しまれた樹木さんでした。私生活では40年以上も夫でミュージシャンの内田裕也と別居生活を送りながら、夫婦関係を継続していたことでも知られています。
樹木希林さんの哲学・人物像
20年以上も前で、樹木希林さんが55歳前後の時、
「女優、ってのは特殊な仕事じゃないんですよ。(お芝居で)人間を描くには日常の事をやっておかないと。それができなかったら人間として恥ずかしい。人間の知性の問題ですよ」などと語られていたそうです。
芸能事務所に所属せず、マネージャーの仕事は全て自分で行っていたそうですね。
また、マネジャーをつけなかった理由の1つに、「同じ人がいつも周りにいると“人”が見えてこない」というもので、「洗濯したり掃除したり、ご飯を作ったり、ってのは最低限。女優だからって日常生活のことができないのはだめ」という信条につながっていたそうです。
演技力だけではなく、周囲のことを気配れる観察力や人間力としての魅力でも圧倒されていたそうです。
死の50日前に語られたコメント・メッセージ
死の50日前に、ニューヨークで取材に応じられた時のメッセージだそうです。
視聴者にメッセージを求められ、少し考えてから言葉を発せられます。
メッセージ?
そんな先のない私がメッセージを言うのもなぁ
おこがましいんですけど、、
こういって、メッセージを残されます。
樹木希林さんのメッセージ
視聴者へメッセージ?
そんな先のない私がメッセージを言うのもなぁ
おこがましいんですけど、、
こういって、メッセージを残されます。
▼語られた内容
ものには(やっぱり)表と裏があって、
どんなに不幸なものに出会っても、どこかに灯りが見えるものだ、というふうに思ってる。
もちろん幸せがずっと続くものでもないから、
何か自分で行き詰まった時に、
そこの行き詰まった場所だけ見ないで。
ちょっと後ろ側から見てみる、という、そのゆとりさえあれば、
そんなに人生捨てたもんじゃないなというふうに、
今頃になって思ってますので、
どうぞ、面白く、物事を面白く受けとって愉快に生きて。
「お互いに」っていうとおこがましいけど、そんなふうに思ってます。
あんまり頑張らないで。でも、へこたれないで。
という内容でした。
メッセージ要約
- ものには表と裏があり、
- どんなに不幸なものに出会ってもどこかに灯りが見えるもの、
- 行き詰まった場所だけを見ないで、
- ちょっと後ろ側から見てみる、
- そんなゆとりを持てれば人生捨てたもんじゃないなと、
- 物事を面白く受けとって愉快に生きて、
- あんまり頑張らないで、でも、へこたれないで。
【最後に】印象的な言葉とメッセージ性
メッセージ最後の、「頑張らないで、でも、へこたれないで」という言葉が印象的でした、、。
- どんなに不幸なものに出会ってもどこかに灯りが見えるもの、
- 行き詰まった場所だけを見ないで、ちょっと後ろ側から見てみる、
何か行き詰るようなことがあっても、へこたれないように生きていける気がします!
女優の樹木希林さんの言葉・名言・人生観が変わるメッセージでした。
樹木希林さんのご冥福をお祈りします。
知的体育会系アート脳の変化人(@satoimocoin)です!