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MUFJコインとは?三菱東京UFJの仮想通貨?特徴や実用性は?
三菱東京UFJの仮想通貨?
ブロックチェーンに基づく独自の「MUFGコイン」を発行するという計画を2016年初頭に発表していました。
MUFGコインとは、三菱UFJフィナンシャル・グループが提供する仮想通貨です。
三菱UFJフィナンシャル・グループは、仮想通貨「MUFGコイン」を使った取引のデモンストレーションを、家電見本市「CEATEC JAPAN 2017」(2017年10月)でも披露しています。
スマートフォンのアプリで送金をしたり、自動販売機での決済に使ったりなど一般的で身近な利用を想定しているそうで、一般向けのイベントでは初公開でした。
MUFJコイン
MUFGコインは、2016年2月からMUFJコインの実験を開始し、三菱東京UFJ銀行内では2017年5月から試験導入がすすんでいます。(社員約1,500人ほどで試験導入したそうです)
スマホアプリの画面上で預金口座の残高を「1円=1コイン」に交換し、事前登録した「友達」と取引ができるそうです。
Suicaなどの電子マネーとは違い、コインから円に交換(換金)することも可能になっています。
ブロックチェーン(取引記録をP2P方式の分散データベースで管理すること)を活用していますので、リアルタイムで取引でき、手数料が安いP2P送金の実現を目指しています。
また、小数点以下の単位を活用した決済の提供も検討しているそうです。
MUFJコインの特徴
決済などに使用できる銀行版の仮想通貨で、価格は「1コイン=1円」で固定です。
1コインの価値が上がったり下がったりするコインではありません。
ビットコインのように価格の変動性がないため、投資対象にはなりずらいと考えられます。
MUFJコインの課題
現在の法律に銀行が仮想通貨を扱えると明文化されていないため、実用化に向けてまだ何かしら問題点が挙がることへの懸念(法律の問題などで、既存の法に触れる可能性など)
(現在:2017年12月12日)
MUFJコインの実用性、MUFJコインは普及する?
スマホをかざすだけで現金が引き出せる新型の現金自動出入金(ATM)を2018年度春から配備することも検討しており、システムの地方銀行への提供も検討しているとも報じられています。
振込や外貨両替の手数料などが大幅に安くなります。
三菱東京UFJ銀行は、コンビニのポイントとの交換機能をつけることも検討しているそうで、本格的に日常生活で使える身近な仮想通貨を目指しているものと思われます。
取引時の本人確認には、指紋など生体認証を利用するとのことです。
決済以外の独自機能も付いており、まとめて払った払いを、友達同士で精算できる「ワリカン」機能が搭載されています。
三菱東京UFJ銀行内での試験運用で、会社の飲み会や食事会で利用されており好評な様子だ報じられています。
近くに対象者がいなくてスマホアプリで精算が済んだり、スマホアプリが備えるメッセージ機能を使うことで別でメールやLINEを出す手間が省けたりすることが、実証実験者には好評だと言われています。
ビットコインより優れた仮想通貨に?
三菱東京UFJグループの代表は、独自の仮想通貨である「MUFGコイン」はビットコインよりも優れた通貨になると主張しています。
これは仮想通貨の実用性のことで、銀行の独自通貨が普及すれば、ボラティリティ(価格の変動性)によるリスクといったビットコインが抱えている問題を解決できるだろうとされています。
MUFGコインは仮想通貨が抱えている現在の問題を解決すると同時に、高い利便性を持った仮想通貨を目指して現在も開発がすすんでいます。
これからも三菱UFJフィナンシャル・グループの提供するMUFGコインに注目が集まります!!!
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知的体育会系アート脳の変化人(@satoimocoin)です!