SBIが仮想通貨取引所の中国Huobi(フオビー)と資本業務提携
中国の大手仮想通貨取引所Huobi(フオビー)
SBIが中国を中心としたアジア地域で仮想通貨関連事業を展開するHuobi Universal Inc.およびその関係会社(Huobiグループ)と、資本および業務提携を発表しました。
Huobi(フオビー)は中国最大級の仮想通貨取引所「火幣」を運営してきた実績を持っています。
中国当局が2017年9月に打ち出した仮想通貨取引所に対する規制の影響で、火幣は現在売買を停止していますが、SBIとの資本・業務提携を通じて、海外に活路を広げていく意向と予測されています。
SBI公式サイトでの発表内容
SBI公式サイト内での発表内容です。
中国を中心としたアジア地域で仮想通貨関連事業を展開するHuobiグループとの資本および業務提携に関する基本合意のお知らせ
Huobiグループは中国最大級の仮想通貨取引所「火幣」を4年以上運営しており、現在は仮想通貨取引所「Huobi.pro」を始め、シンガポール、香港、韓国、日本等の地域において同社が培った仮想通貨関連技術・ノウハウ・人材を用いて、デジタル資産取引所、情報・調査サービス事業、仮想通貨管理用のウォレット事業を展開しています。
当社では投資家の多様なニーズに応えるべく、仮想通貨の取引所運営事業への参入に向け、SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社を設立したほか、香港でのDigital Asset Exchange(仮称)の開業準備を進めるなど、仮想通貨関連の事業展開を進めてまいりました。SBIバーチャル・カレンシーズでは2017年9月29日に仮想通貨交換業の登録を完了しておりますが、当社グループの顧客基盤(SBI証券:400万口座超、住信SBIネット銀行:300万口座超、SBIグループFX取引口座数※:100万口座超、2017年11月末時点)およびそれ以外の顧客からも大幅な流入を想定し、充分な処理能力を有する体制でのサービス提供のため、システム整備およびセキュリティ対策を含む環境構築に注力してまいりました。このたび、これらの取組みの一環として、中国において大手仮想通貨取引所の安定的な運営実績を保有するHuobiグループ(165万口座、1日の最高取扱高:300億人民元(約5,100億円)以上)との間で下記の件について検討することに基本合意いたしました。
引用-SBI公式
【資本および業務提携の内容】
・当社の日本およびアジアでの仮想通貨関連事業の展開に際して、Huobiグループが保有する技術・ノウハウ・人材を活用
・当社グループによる、Huobiグループの日本企業(Huobi Technology Japan 株式会社)の持分30%、およびHuobiグループの韓国企業(HUOBI CO., Ltd)の持分10%取得
・Huobiグループによる、当社の子会社で仮想通貨の交換および取引サービスを提供するSBIバーチャル・カレンシーズ株式会社の持分30%取得引用-SBI公式
SBIバーチャル・カレンシーズに期待?
SBIは今後2つの仮想通貨取引所のリリースを予定しています。
一つは日本国内向けの取引所【SBIバーチャル・カレンシーズ】です。
SBIバーチャル・カレンシーズは9月末に金融庁から仮想通貨交換業者の登録を受けています。
12月1日にSBIバーチャル・カレンシーズ社長の斎藤亮氏が、年明けに取引開始する予定と発表しており、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップルの3種類を取り扱う予定とのことです。
SBIが仮想通貨業界でどのような未来を作るのか、今後も注目が集まります!!!
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知的体育会系アート脳の変化人(@satoimocoin)です!