仮想通貨ICOのNAMを解説しています。医療業界を人工知能(AI)とブロックチェーンによって革新を起こすための注目されているプロジェクトです。株式会社NAMによる医療系の仮想通貨ICO、NAMコイン、通貨単位はNAM(ナム)は2018年1月28日より販売開始しています。各種メディアにも取り上げられ大きく話題となっていますので、評判と将来性、トークンの購入方法や登録方法まで解説します。
販売期間中の新ICOです▼
ファーストセールは既に2018年3月28日で終了しておりますが、2018年5月20日よりNAMセカンドセールが開始します。
目次です→
最新ICOのNAMコインとは?
NAMコインは株式会社NAMがICOにより資金調達をする医療業界に革新を起こすプロジェクトです。
NAMプロジェクトは、人工知能 (AI) とブロックチェーン技術を組み合わせて、 日本の医療システムに革新を起こすためのプロジェクトである。
- 完璧な医療を目指して
- 深層学習とブロックチェーンを使った次世代カルテシステムの導入
- NAM AIクリニックの開業
- チャットボット付きカルテ「ドクターQ」(Doctor Q)の開発
引用-NAM公式
今後行っていく医療業界向けAIサービスの研究費や同社が開業していくAIクリニック事業、人工知能による問診BOTの開発を行うためのデジタル権利証となっています。
NAMは「医療業界の問題を最先端の技術で解決する」というコンセプトのようで、特に「人工知能(AI技術)とブロックチェーン技術を組み合わせて」、日本の医療システムに革新を起こすためのプロジェクトだそうです。
NAMのCEOは「Teppei Nakano」中野哲平氏です。
「NAMプロジェクト」の参加はこちらから
公式サイト内の下に言語変更がありますので、「日本語」を選択して、登録をすすめます。
※「MyEtherWallet送出アドレス」が必要になります。
通貨単位はNAMです。
NAMの発行量は現在発表されている情報ですと、1,200億NAMが発行され、そのうち半分の600億NAMがICOにて販売される予定となっています。
購入金額は「1NAM=1円」となっており、購入する際のビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)の価格によって変動します。
公式サイト内に換算ツールがありますので、価格が気になる方は登録してからご確認下さい。
「NAMプロジェクト」の価格を確認する
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ICOとは?
ICOとは ビットコインなどの仮想通貨を使った資金調達方法で、特にスタートアップ企業が迅速に資金調達ができる手段として注目されています。
※ICOとは「Initial Coin Offering」(イニシャル・コイン・オファリング)の略で「新規仮想通貨公開」(仮想通貨技術を使った資金調達)とも呼ばれています。
COMSAが仮想通貨取引所Zaifへ上場するなどで、ICOという言葉の認知も仮想通貨と共に普及しています。(ICO案件の増加と共に問題点なども取り上げられています。)
ICOの調達資金を何に?
ICOでの調達資金を4つの医療業界向けAIサービスの研究開発費用などに充当するとしています。
・AIを利用した問診ボット「ドクターQ」
・機械学習を利用した疾患予測モデル「NAMインスペクション」
・AIが推薦する健康食品「NAMヘルス」
・深層学習とブロックチェーンを使った次世代カルテシステム「NAMカルテ」
NAMはベンチャー企業のICO?評判は?
NAM(NAMコイン)は、2017年10月に創業した株式会社NAMというベンチャー企業のプロジェクトです。
2017年3月に慶應義塾大学医学部を卒業したばかりの中野哲平氏が代表を務めており、NAMの名称は、中野哲平氏の名字を用いた「Nakano AI Medical」の略となっています。
シリコンバレー出身で国籍は日本、現在代表は25歳です。
医療業界は最新のAI技術が導入されそうなイメージがありますが、実際の現場は全くそうでない(実際使えないから導入していない)そうで、人工知能(AI)の導入と医療業界や医療の在り方などの根本的な革命を目指しているそうです。
人工知能はなぜ医療を未だに変えられないか
医療は科学ではありません。病気の原因が論文で解明されたからといって、病気になる人を減らせるわけではありません。なぜなら全ての人が金銭的な理由、社会的な理由で医療を受けることができないからです。 医療の究極目標は、病気の原因解明ではなく、この世の全ての人に医療が受けられる環境を作るところから始めなければなりません。 「糖尿病になる原因は、糖分の取りすぎ」というだけで話を片付けるのは三流です。「糖分をなぜ取りすぎるのか」、それは患者の過酷な生活環境などを踏まえて解決すべき問題なのです。
僕らは医療の根本的な革命を狙っています。そもそもなぜ医療は病院でしか受けられないか、なぜ保険に入り病院に行くと、一見確からしい治療が受けられるのか。そしてなぜ人は原因がわかっている病気になってしまうのか? これらの問いに全て革新的な技術で答えていきます。 そして、人工知能は「病気になる確率」というのは教えてくれます。しかし「人がなぜ病気になるのか」ということは全く教えてくれませんし、解決してくれません。
引用-株式会社NAM公式(代表挨拶)
NAMは医療の専門家?エンジニア集団?それともAIの専門家?
医療の見地を持ったAIのエンジニア集団のようで、NAMは、「医療の見地を持った、人工知能に関するエンジニアのプロフェッショナル」だと発表されています。
NAMプロジェクトの内容
NAMプロジェクトは、人工知能(AI)とブロックチェーン技術を組み合わせて、日本の医療システムに革新を起こすためのプロジェクトとされています。
主な5つの事業▼
- 人工知能を利用した問診ボット、ドクターQの開発
- 機械学習を利用した疾患予測モデル
- 人工知能が推薦する健康食品
- 深層学習とブロックチェーンを使った次世代カルテシステム
- 上記を含んだサービスを提供できる「NAM AIクリニック」の開業
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NAMの問題提起
現在の医療に対して、大きく分けて問題を3点挙げています。
1. 医師が自分たちの治療により、患者が良くなったか把握することはできない点
2.日本における電子カルテの普及率が50%に止まっている点
3.日本で保険診療で受けられる治療は、世界から4年も遅れている点引用-NAM公式(ホワイトペーパー内)
医師が治療の経過を十分に把握することができない、低い電子カルテの国内普及率(50%)、保険診療で世界最先端の治療を受けることができない(4年も世界から遅れを取っている)、、
上記の主な3つの問題点を解決するソリューションを実現するためには、多くの病院との連携やプロジェクト人材の確保が必要で、非常に高いコストがかかることが想定されます。
その高いコストをユーザーに請求する流れになってしまうと、サービスの利用者は富裕層に限られてしまい、平等に医療が提供されることができないため、NAMはICOにより資金調達を行うとしています。
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上記3つの問題をAIとブロックチェーンを利用して解決?
NAMは、上記に挙げられた3つの問題をAIとブロックチェーンを利用して解決していくとし、具体的には下記の通りです。
1 . AIを使うことで、医師は患者の経過を完全に把握
2. ブロックチェーンを利用し低コストで安全な電子カルテシステムを作成
3. 世界の最先端の治療や検査をNAMが持つAIクリニックが提供引用-NAM公式(ホワイトペーパー内)
AIを活用した問診ボット
現在は、医師が患者の状況を把握するためには、患者が自ら医師に症状を伝える必要がありますので、患者が自己判断で治療を辞めてしまった場合や、症状が一時的に良くなり通院を中断した場合に、医師が患者の状況を知ることはできないという状況にあります。
また、患者が過去にどのような治療を受けたのかを正確に把握するためには、「お薬手帳」を毎回持参する手間がかかり、自身の治療状況を把握していない人も多いことが現状です。
このような問題点に対処するために、チャットボット型のカルテ「ドクターQ」を開発し、AIが患者の経過を質問し、医師が把握することができる仕組みを整えるとしています。
Doctor Q(ドクターQ)
チャットボット付きカルテ「ドクターQ」は、医師が最低限のコストで患者の継続受診率を向上させるものである。
ユーザーは患者と医師である。
患者はLINEでドクターQのLINEボットを友達追加することで、
医師代わりのチャットボットからの問診を受けたり、自分自身のカルテを閲覧したりすることができる。一方で医師は、
ドクターQのサービスウェブサイトにアクセスすることで、患者の経過を把握し、ボットを通して患者にコンタクトを取ることができる。つまり患者のための機能と医師のための機能を用意している。
機会学習を活用した疾患予測モデル
NAMプロジェクトは、機会学習を活用することで、「病気の予測の精度を高めること」「これまで存在していない病気の予測ができること」の2点を目指しています。
- 病気の予測の精度を高めること
- これまで存在していない病気の予測ができること
病気の予測の精度を高めるとは、「〇〇という病気になる可能性が高い」という従来のものではなく、「〇〇という病気になる可能性が〇%ある」という具体的な数字で予測できることを指しています。
AIが推薦する健康食品
現在「病気になった人が薬をもらい、病気の治療をすること」は可能ですが、「病気ではない人が、病気になるのを予防するために飲むと良いものをもらう」ことは可能ではありません。
ですが、予防医学(予防治療)にも視野を広げておられ、病気になることを予防し、健康を維持することは非常に大切なことであり、NAMのAIによる問診を受けることで、それぞれの生活習慣・体質から、自分に最適な健康食品を教えてもらうことができます。
「治療」だけではなく、「予防」に対してもNAMは貢献することを考えています。
次世代カルテシステム
以下の4つの作業を大幅に効率化するカルテシステムを作ることで、医師の単純作業の負担を減らすことが、NAMにより実現されます。
作業内容と解決策▼
- カルテの記載:医師と患者の会話をAIが自動要約・自動入力する
- 過去情報の整理:自然言語処理による自動要約
- 保険点数の確認:データベースを活用し、自動でAIが加算可能点数を表示
- 診療報酬の審査:診療請求の正誤をAIが自動判断
NAM AIクリニックの開業
上記のサービスを活用した、NAMのAIクリニックは、2018年中に開業する予定です。クリニックでは、血液とゲノムを最初に検査し、AIがそれをもとに疾患リスクを割り出す仕組みになっています。
膨大な医学情報をAIが管理することで、患者の疾患を予防・健康管理をする最先端のクリニックになる予定とされています。
プライベートブロックチェーンを採用
NAMは独自のプライベートブロックチェーンを採用し、これまで考案された医療向けブロックチェーンが抱える以下の3点の問題を解決します。
問題点と解決策▼
- マイニングの動機:健康食品の購入やクリニックの受診に使える、NAMコインをインセンティブにする
- レントゲン画像など、サイズの大きいデータの管理:分散ファイルシステムとの関連付け
- プライバシーの漏洩:独自の安全なブロックチェーンの開発
これらの解決策により、Lightning Networkを利用せずに、「送金スピード」と「プライバシーの保護」を両立を図ります。
NAMコインの紹介動画
NAMコイン、株式会社NAMのICOに関する説明動画です。
NAMの買い方・購入方法、登録方法
NAMの買い方・購入方法、登録方法です。
NAM公式に登録
「NAMプロジェクト公式」にアクセス
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※「MyEtherWallet送出アドレス」が必要になります。
- First Name(名)
- Last Name(姓)
- Email(メールアドレス)
- Mobile(携帯電話番号)
- Password(パスワード)
- Password Confirm(パスワード再確認)
- Address(住所)
- ETH wallet address(MyEtherWalletのアドレス)
ログインします。
ダッシュボードにログインすることができたら、右上の言語設定を「日本語」に変更します。
ログイン画面▼
二段階認証の設定をします。
左メニューにある「アカウント」→「プロフィール」をクリックします。
プロフィール情報が書かれた画面のバーコードが表示されていますので、「Google Authenticator(グーグルの認証アプリ)」でバーコードを読み込み、アプリに表示されている6桁の数字を入力し、「有効にする」をクリックします。
トークンの購入申請をします。
二段階認証の設定が完了した後、NAMトークンの購入申請を行います。
左メニューの「購入」をクリックします。
購入方法は3種類です。
NAMの購入方法▼
- MyEtherWalletからイーサリアム(ETH)を送金
- 取引所からイーサリアム(ETH)を送金
- 取引所からビットコイン(BTC)を送金
NAMコインの着金を確認します。
問題なくNAMトークン購入の送金(ETHかBTC)ができると、NAMコインが「MyEtherWallet」に着金します。
NAMコインの着金を確認するためには、MyEtherWalletで「カスタムトークンを追加」する必要がありますので、「カスタムトークンを追加」をクリックし、以下のようにそれぞれの項目を入力します。
「トークン契約アドレス」→0x05984006707585F66465e8A6505341f46b64fA7A
「トークンシンボル」→NAM
「ケタ数」→18
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NAMトークンの販売スケジュール
トークンの販売期間は細かく分かれており、販売ステージによって購入価格が異なります。
- 販売ステージ1:05/20 – 06/04
- 販売ステージ2:06/05 – 06/15
- 販売ステージ3:06/16 – 06/26
- 販売ステージ4:06/27 – 07/07
- 販売ステージ5:07/08 – 07/18
- 販売ステージ6:07/19 – 07/29
- 販売ステージ7:07/30 – 08/09
- 販売ステージ8:08/10 – 08/20
NAMの評判、将来性と実現性
ホリエモンこと堀江貴文さんも注目しているとのコメントがあり、評判は広がりました。
また、医療業界、AI、ブロックチャーンの親和性が高いとも言われていますので、事業内容の将来性や実現性も期待されています。
AIとブロックチェーンは医療業界に対し大きな影響を与えると言われています。
代表が25歳の日本国内ベンチャー企業のICOですが、現在日本の最年少上場記録も25歳です(株式会社リブセンスの代表取締役社長村上太一氏)
【最後に】代表の想い
同じような問題提起や発案者はいたが実行しなかった?実現出来なかった?
ホワイトペーパー内のこのようなことが記載されていました。
医療とは正直にいえば日本では非常に儲かりにくい分野だ。そもそも命を扱う分野で「儲ける」ということはタブー視されているし、また日本は国民皆保険であり、ほとんどが保険診療である。つまりタブー視されたなか、国の硬いお金である40兆円をターゲットにビジネスをやる企業は少ない。ましてや、コネもカネもないベンチャー企業など参入してこないだろう。過去にもさまざまな医療ベンチャーが存在したが、結局医療を大きく変えることはできていない。それは資金面、コネクション、技術、全てが足りなかったからだと考える。
「ブロックチェーンの専門家、医療の専門家、AIの専門家が同時にいる組織を作ることが不可能です。さらにこの組織が500億円の資金調達もするのも普通に考えて不可能です。加えて、社会的に信頼の高い企業や個人がこの出来立てホヤホヤの会社を支援するのも不可能です。」
では、、それを実行できた場合、、、ということなのでしょう!!!
慶應義塾大学医学部在学中より、機械学習と医療の応用に取り組み、研究論文を多数発表しているそうで、機械学習のトップカンファレンスであるNIPSでも論文が採択されています。
経済産業省所管情報処理推進機構より医療IT事業について事業委託を受けるなど官公庁からも研究内容について高く評価されているそうです。
最先端の技術を最速で患者さんに届ける
我々は革新的な技術を世の中に提供することに本気です。 世の中を少し良くするのではなく、劇的に社会を変革させる製品と技術を生み出し続けます。 そのような技術は、全て革新的な基礎研究から生まれます。我々は基礎研究に最も価値を置いております。
引用-株式会社NAM公式(事業概要)
今後も仮想通貨ICOのNAMに注目が集まります!!!
2017年11月~事前リリースがメデァにも取り上げられ、内容を追いかけていますが人気が高まっています。
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知的体育会系アート脳の変化人(@satoimocoin)です!